20100606白山バックカントリー

チト爺

2010年07月07日 11:01

2010年6月6日(日)、来シーズンの下見も兼ねて
白山バックカントリーテレマークスキーへ行ってきました

滑りは雨裂が強くて厳しかったですが、残雪の別山、新緑のブナ林がとても綺麗でした
(カンクラ雪渓と御前峰)


白山登山情報サイト『白山ベストガイド』を覗いたら
6月4日(金)から岐阜白山公園線(平瀬~大白川)冬季通行止めが解除され
白水湖(白山平瀬道登山口)まで車でアクセス可能になるとのこと

5日(土)立山BCを終えたあと通行止め解除を確認し
白水湖の平瀬道登山口駐車場を目指すも眠気に襲われ
道の駅飛騨白山』に寄り仮眠のつもりが爆睡
夜中にやっと平瀬道登山口駐車場に到着しまた車中仮眠(笑)

朝起きると予報通りいい天気
雪渓に取りつくまで登山道の長いアクセスが予想されたため登山靴を履き
背に板とプラブーツの重さをずっしり感じながらよちよちと登る

平瀬道登山口から2kmくらいまでブナミズナラの新緑が見頃を迎えてて
きつい登りを耐えることができました(笑)


朝は霞みもなく眺望もよかった
これにも救われました(笑)
(御嶽山、乗鞍岳、穂高連峰)


大倉山避難小屋までの登山道、一部雪が残っており
日陰などは雪がまだ硬く滑落しそうな危険個所がみられ
アイゼンを装着して登り続ける

道中、登山者を20名くらい見かけたかな
大倉山のきつい登りが続いたので
誰もいなかったら大倉山避難小屋に板デポしてたかも(笑)

大倉山避難小屋を過ぎてもシール登高するにはブッシュなどで遮られ
かえって効率が悪そうなためアイゼン登高のままで登山者と同じルートで登る

やっと白山山頂方面の展望が開けてきた
思ってたより雪溶けが進みハイマツ帯が目立つ


別山も尾根筋は雪溶けが進みコントラストが映えて綺麗でした


大倉尾根筋から大カンクラ雪渓上を登る
斜度も緩くなりシール登高可能だけど雨裂が強くて大変そうだし
貼って剥がす手間も考慮してアイゼン登高を継続
御前峰直登はさけ室堂方面から登る


雪のない石段の登山道に耐えてやっと御前峰登頂
山頂は先行した登山者達で賑わってました


山頂は風もなく初夏な感じ
しばし休憩しながら眺望を楽しむ
(室堂平と別山)


(大汝峰・お池方面)


(北弥陀ヶ原、奥三方岳。奥に穂高連峰)


(白山東面台地)



地図を眺めながらゆっくり眺望を楽しめました

今日は下りに時間がかかるので早めに行動しよう
滑走準備を済ませて御前峰からドロップ
クラックが多過ぎて厳しかったけど
板履いたままなんとかクリアー


一見気持ちよさげな末広がりの広大な斜面に滑りこむ


しかし雨裂が強く高度を下げるにつれさらに雨裂がひどくて
かなり慎重に滑り下りて全然気持ち良さのかけらもなかった(笑)


大白水谷は一部雪が途切れていてまともに滑れそうになく
少しツボ足で大倉尾根まで登り返した


その後は雪のないとこは板担いで歩き
雪のついてる斜面は板を履いて滑った
これを何度か繰り返して大倉山避難小屋近くまで
なんとか滑り降りることができた

大倉尾根から振り返り残雪の御前峰を見納める



そして来シーズン滑るであろう白山東面台地の斜面を眺め
快適ザラメ斜面滑走の妄想が膨らんでいく





登山口まで残り2kmくらいでちょっと躓いてコケそうになった
ちょっと疲れてきたのかと思いきやまだプラブーツを履いたままでした(笑)
小休憩しながら登山靴に履き替えた
歩きやすくなったけど荷が重くなって膝にきますね
(南竜ヶ馬場~別山~南白山の稜線)


残り1kmでハイドレーションの水がなくなりペースダウン
それでも新緑のブナ林に癒されながら
登山口に無事辿りつきました


今回の滑走ギア
・板ATOMIC DIRAN旧モデル+ビンディングG3タルガT9エル
・ブーツ スカルパT3サーモ
・クライミングスキン 未使用
・ウェア FTフラッドラッシュスキン/FTフラッドラッシュラピット/FTラミースピン/モンベルライトシェルジャケット

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