山道具のダイエット ツェルト用グランドシート

チト爺

2013年03月02日 06:02

最近軽量化のためツェルトをテント代わりに利用し始めました
毎回テントとして使うことを前提にツェルト用グランドシートを
用意してみました


雪山用の重装備でどうしても軽量化したいためツェルトをテント代わりに積極的に利用することにした
以前から所持しているファイントラックツェルトⅠを利用
(底面幅80cm、底面長さ200cm、天頂部長さ120cm、高さ90cm)

このツェルトは透湿防水性とテンションスリングシステムなど優れた機能性があるせいか
お値段が定価15750円とお高いのでグランドシートを毎回敷くことにしました(笑)

最初はテント用のモンベルステラリッジ1型用グラウンドシート(旧タイプ)をツェルト幅未満に折って代用
性能的には何の不満もありません(重量225g)が



雪の上で使う分にはちょっとした防水性と
雪面からの湿気を防ぐ非透湿性があればいいので
より軽量のものを探してみました

100円ショップ、ダイソーのテーブルクロスを代用します


ポリプロピレン不織布にポリエチレンのコーティングを施してあり
そこそこの防水性と非透湿性を併せ持ってます
あとポリプロピレンは吸水性はないので水を吸って重くなることもありません

長さが150cmと短く、幅120cmと長いため
幅をツエルト幅の80cmより短めにカットし、そのカット片を長手方向に継ぎ足して
ツエルト長さ200cm近くにしました

カット片とのつぎ目は市販の木工用ボンドで接着、特に問題なし
つないであるのがわからない位、チェック柄もぴったり合わせました?
縦横間違えて継ぎ合わせてしまった
下に敷くものなのでずれてても誰も気づきませんよ



これで重量が80g(スタッフバック込み)
実際に富士見台高原の萬岳荘横でツェルト泊した際に使ってみました
(萬岳荘の一室(避難小屋として開放)は冬季利用可能、一泊500円、毛布100円、薪300円)

ポリエチコーティングされたシート面を雪面と接触する様に敷いた
翌日撤収時までグランドシート、ツェルトには特に問題はなかった



これで、145gの軽量化
(山道具のダイエット記事トータルで 632g)



ちなみに素材の透湿性を確認するには熱水を入れたコップ上部に
素材をかぶせてゴムで止めます


この状態で素材を通り抜けて湯気が立ち上がれば透湿性があり
湯気が立たなければ透湿性はありません
やや厚目のポリ袋などは湯気が立ちませんし
ゴアテックスや軽量のナイロン製ウインドブレーカー(例えばノースフェイスインパルスジャケットモンベルEXライトウインドジャケット)などは湯気がしっかり立ちあがります
測定前にコップ+熱水の重量を測り、単位時間経過後にまた測れば透湿性の相対比較も可能です
(熱水の温度、熱水の量、部屋の温湿度を測定毎に同じにできればさらに測定精度があがります)


ファイントラックのツェルトⅠはサイドリフターがないので風が強いと上体(特に肩より上部)にツェルトが接触してしまうのと
高さがないのでツェルトに接触しない様に前傾気味に座った姿勢になり長時間続くと少し腰が痛くなります
小さいため雪山用テントとして使うにはちょっと厳しいかな
夏装備ならツェルトに接触しても大した問題はないので充分使えます

新しく発売されたツェルトⅡロングはよさげです
定価で22050円、重量が340g。
20g軽量化してロングだけにしてその分安くならんかね

メーカーさん、ツェルトの畳み方の動画より、まずはツェルト設営の動画でしょう(笑)


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