川合玉堂展(松坂屋美術館)
芸術の秋ということで川合玉堂展(松坂屋美術館)へ行ってきました
明治、大正、昭和の3時代を生き描いた川合玉堂
彼の作品は誰もが知らぬ間に目にしていると思う
(東京都青梅市にある玉堂美術館は今年で開館50周年)
初期(明治時代)は滝などの山水画が多いのに対し
後期(昭和時代)は里山の素朴な原風景の中に農林地で暮らす人との関わりが描かれた作品が目立つ
工業化が進んでいく中で失われていく自然との共生の大切さを訴えたかったのかもしれない
そういえば松坂屋に向かう途中、名古屋市の市バスに乗った時にこんなことがありました
朝の通勤時間帯が過ぎて車内はお年寄りと学生風の若者が多く席も埋まり立っている人も増えてきた
そんななか新たに杖を持ったお年寄りの女性が乗車してきてどうなるのか見ていたら
学生風の若者は席に座って携帯触ってるだけで、優先席に座っていたお年寄りの男性がその女性に席を譲っていました
若者と言えど疲れている時もあるからと思ったのも束の間。その若者はバスから降りると元気よく歩いていきました
怒りを通り越してかなりの落胆とこれからの高齢化社会に不安を感じました
ノンステップバスとかハード面はかなり対策は取られている
市バスはバス停が一つ過ぎる毎に「お年寄りや体が不自由な方に席を譲ってください」と録音されたアナウンスが流れるのですがあまり効果がない様です
電車もそうですが優先席がちょっと少ない気もします。全体の8割くらい優先席にしてもいいのでは?
お年寄りが行動する午後7時くらいまでは学生は着席禁止にするとか
録音のアナウンスはマンネリ化してるので混雑具合に応じて運転手がマイクで直接呼び掛けるとか
マナーからルール化へ今から取り進めていかないと間に合わなくなる様に思います
もし玉堂が生きていたらこの世の中をどう思いどんな作品を描くだろうか
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